2012年5月16日水曜日

GWレポその7(ジパング車内・座席レポ)

今回はほとんど鉄道マニア向けの中身となっています。

特に、内装・座席マニア向け?です。













車両が入線してきたので、ドアが開くまで外見を見ていきましょう。

まずは、車両と車両の間を覗き込みます。

アレがあるはずです。


























ありました。

どうやらこの車両は郡山で改造されたようですね。

それにしても、こういうのって何て言うんでしたっけ?









もう、ドアが開いてしまったので車内に入ります。





























今回乗ったのは、人が少なくどこでも座れる状況でした。


















という訳で、この座席に座りました。


座席自体の感想としては、座面にしっかりと詰め物が入っていて座ってて苦になりません。

背ズリもしっかりと詰め物が入っています。

そして、モケットは杉の木のような柄が入っていて木目が多用されている車内にマッチしています。

全体的に出来はいいです。

しかし、どこか背ズリがキハ100・110系に似ているような・・・




























座席の後ろは、木目になっています。

また、座席後部の下に足で踏むレバーがあります。

この、レバーを踏むと座席がわずかに左右に回り、固定できます。

つまり、進行方向に座席をわずかに傾けることが出来ます。

しかし、この見た目は800系の座席を思い浮かべてしまいますね・・・





結構、大きめのテーブルもついています。

























ん?何か書いてありますね・・・


























だそうです。


テーブルにも木目が使われていて、この内装が目指しているところが「和」というのが

よく分かります。







そして、足元を見てみると・・・
























謎の板が取り付けられていました。

僕の予想としてはここに暖房器具かダクトがあったため、一枚で壁を作るのが大変だったか、

ただ単にカーブしている内装材を作るのがめんどくさかったのだろうと思います。









内装全体にも目を向けてみましょう。

























全体的に木目模様が多用されています。

天井の照明も障子張り風でよくマッチしています。

床は漆塗りのような赤・黒色をしています。

全体的に「和」の雰囲気を感じます。




2・3号車は一般的なリクライニングシートが並んでいます。

また、3号車には車椅子用の座席が二つあります。





















さっきの車両と違って狭苦しさを感じてしまいますね。

天井も低く、窓も狭いですし、まあしょうがないですね。

























座席は、JR東日本ではお馴染みとなっているタイプのやつですね。

ただ、腰回りが若干改善されたかな?という感じです。

モケットは先ほどの座席とは変わらないです。

滑りにくく、見た目もいいです。




実際に座ってみると、まあいつもどおりでした。

しかし、リクライニングしてみると座面がすくいあげられるような感覚がしました。

座面が連動するようになったのでしょうか?






とりあえず、トイレにも入ってみます。
























入り口はボタン式です。

では中に入りましょう。
























改装されていて、きれいなトイレです。

手すりがついていて足腰が弱い人も使えるようになっています。

きたぐにのトイレよりもきれいです。
























最近のは便座クリーナーもついているんですよね。











・・・と、まあ内装紹介はこれぐらいです。






電車が走り始めます。

























田植えはまだなので寒々しい風景が広がっています。

まあ、GW明けには田植えが終わり一面緑になっていることでしょう。





















平泉付近で少し高い山が見えてきます。


たしか、この山は「束稲山」といい


『ききもせず 束稲山の さくら花
    よし野のほかに かかるべしとは』

と西行法師が吉野の桜と同じくらいだと詠みました。

当時、都と同じぐらい栄えていた平泉の人々の誇りとなっていました。

しかし、藤原氏が倒され管理する人がいなくなってしまい桜は枯れてしまいました。

岩手県内陸南部はさまざまな歴史が残っていて、東北本線に乗っているだけでも

十分楽しめます。

ぜひとも、歴史を少し学んでから来てください。より楽しめます。




また、束稲山一帯は手軽な登山コースとなっていて楽しめます。





まあ、観光紹介はここまでにしておきましょう。


結構長くなったので今回はここまで。



~その8へと続く!~

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