2012年12月7日金曜日

有壁隧道(その3)



さて、前回は目的のものを見れて大満足でしたが、


ここから帰らなければいけません。



俺「さっきのところを戻るのでいいよね?」



友人「やだ



俺「えっ?」



どうやら友人はここにくるときに使った道が、あまりにも泥がひどいので帰りには使いたくない

ようです。





そうなると、帰り道は


・トンネルの上を歩いて宮城県側へ

・トンネルに向かって右の斜面を歩き、湿地を回避

・トンネルに向かって左の斜面をよじ登り、近くの道に復帰



の3つになります。



さすがに一つ目は論外として、二つ目は行きに使ったルートの半分を再び通るので


分かりやすいです。


というわけで、二つ目を提案してみましたが・・・



俺「こっち側の斜面を使う?」



友人「あのやぶの中は通りたくない」



さすがに、私よりも体格が大きく体重が重い友人には辛いようです。




と、言うわけで三つ目のルートで帰ることにしましたがひとつ問題があります。


実は斜面を登った先は工場なので、間違って敷地内に入ってしまうとつかまってしまいます。



まあ、敷地を避けて歩けばいい話なので登っていきます。





俺「滑りやすいから気をつけろよー」



友人「大丈夫だっ・・・・・・・ウピョオオオオオオオオオウウウウウウ


斜面に足を一歩踏み出したとたんに、滑って転びました。


しかも縦回転していました。






斜面をよじ登っていきます。
























上からトンネルを見てみると、秘密基地みたいに見えますね。






俺「大丈夫か?」







友人「ちょっ!滑るううう!!!!」







登っていきます。





























なんと、登った先は藪でした。



なんとか藪を漕いで行きます。



























ふと、横を見てみると案外紅葉が綺麗なことに気がつきました。


しかし、辺りはどんどん暗くなっていきあせりも感じます。
































そして、立ち入り禁止の場所を避けて歩いているとこんな激藪の斜面を

歩かなければいけなくなりました。



俺「やべえ!!!どんどん下に落ちてく!!!」



必死です。






この後、何とか近くの病院に出て自転車を置いたところまで歩いていきました。


自転車のところまで戻った後は、何故か一関市内をサイクリングしました。






結局、寮に戻ったのは8時過ぎでした。




そして、ズボンを見てみると・・・・・



























一応私服です。









・・・






・・










靴下は捨てました。











~おしまい~

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