二日間かけて岩手山登山をしてきました。
と、いうことでその時のことを書きます。
いきなり、4日前に親から岩手山登山しないかと言われて登山することになり、
しかも装備を揃えたのは前日です。
トレッキングシューズもまったくは履き慣れていない中、往復で10kmを超える登山に挑みます。
ちなみに、親の同僚と一緒に登るので誘った本人である親は来ません。
・一日目
8時30分ごろに馬返し登山口をスタートしました。
今回が初めての登山だったのでなかなか思うように歩けずに苦労しました。
一合目についたのは9時を少し過ぎた頃でした。
いくら登山道を歩き慣れていないとはいえ、体力だけはバカみたいにあるので
休憩せずに登ることにしました。
しかし、登れば登るほど険しくなっていきます
足元には大量の石が転がっていて、歩きにくいです。
でも、トレッキングシューズを履いてきたお陰で少しはマシになっています。
天気もあまり良くなく、分厚い雲の中に入っていきます。
この写真から先は、カメラを構える余裕も無かったので6合目あたりまで写真はありません。
2.5合目からは旧道を歩きます。
旧道はとても狭く、大量の大きい岩を乗り越えて行かなければならずとても苦労しました。
すでに息切れし始めました。
狭く、急な道を歩いて行って開けた場所までいくと4合目でした。
4合目から6合目まではあたり一面が細かくなった溶岩石の崖となっています。
いわゆるガレ場ですね。
馬返し旧道は4合目から7合目までが急勾配が続き、大変です。
4合目から6合目までのガレ場はさすがに写真を撮る余裕がありませんでした。
やっぱり、固められてない地面を歩くのはしんどかったです。
そして、少し余裕が出てきて写真をとれたのは6合目から7合目の間でした。
少し見晴らしのいい場所から見下ろして撮った写真です。
かなり急勾配なのがわかります。
写真を見て気が付きましたがここも普通にガレ場ですね。
息を切らしながら必死に登って行くと7合目につきました。
これで辛い所は全部越えました。
久しぶりにまともに休めるところに来たので、お菓子を食べました。
持ってきたのはスニッカーズだったのですが
潰れてぐちゃぐちゃになっていました。
俺「 」
しょうがないですね。
少し休んだ後は、8合目避難小屋までラストスパートをかけます。
地面に石もなく急な坂もないのでこれまでと比べてとても楽です。
少し登ると雲を抜けました。
ちょうどこれから目指す火口が見えました。
この写真を見てわかると思いますが、結構花が咲いています。
どの花にもハチが群がっているので登山道を歩いている最中は大量のハチに囲まれます。
個人的には、4~7合目のガレ場よりも7~8合目の狭い道の中でたくさんのハチに囲まれるのが
怖かったです。
ヤツらずっと耳元で大きな羽音を立てるので本当に怖いです。
そして、ハチを振り払いながら歩いて行き8合目につきました。
いきなり視界が開けて、とても綺麗な景色が目に入ります。
少しの休憩の後、頂上へとアタックします。
頂上までの道は火口付近までは平坦な道ですが、虫がウザいです。
辺りには岩手山の火口だけではなく他の山にも囲まれています。
写真の連なった山々は一緒に行った人から呼び名を教えてもらったのですが
忘れてしましました。
火口付近にやって来ました。
もう、さんざん登って疲れているのに追い打ちをかけるようなガレ場です。
必死に登っていきます。
そして、火口の淵に登りました。
しかし、頂上はまだ先です。
この写真に写っている一番高いところが頂上です。
頂上まで歩いていきます。
やはり、岩石だらけで歩きにくいです。
さっきのガレ場を登り切ったので油断していますが、ここも結構な急勾配です。
そして、網張・松川側を見てみるとまるで万里の長城のような形をした山がありました。
なんでも、実際にそう呼んでいる人がいるとかいないとか・・・
そして、ついに・・・
岩手山登頂!
今日は曇が高かったので綺麗な雲海は見れませんでした。
そして、しばらく景色と雰囲気を堪能した後せっかくなので火口を一周することにしました。
ここで、頂上が見える写真をもう一回見てみます
この写真の奥の一番高いところが頂上ですが、僕たちはこの写真で言うと左側から
回って来ました。
そのまま一周するので右側に歩いて行くのですが・・・
これはちょっと急過ぎないか?
降りていく最中は怖くて仕方がありませんでした。
俺「あばばばばば・・・ やばい、ぜんぜんグリップがきかない!!!!」
ジャリジャリッ
俺「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
普通にコケました。
途中から火口の中に入っていきます。
普通に歩いていはいますがこれでも活火山です。
いたるところから蒸気が上がっています。
そして、火口を一周回った後はさっき登ったところから降ります。
これを下るのはかなり怖かったです。
8合目に戻った後はご飯を食べて、避難小屋で寝ました。
~後編へつづく~
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